寒暖差の激しい毎日が続く中、今日もアクターズラボ。
ついに作品作りへ向けて動き出しました。
まずはテーマや題材を考えていきます。
とその前に残された「制作時間」の話をしました。
残された時間は76時間。
普段の烏丸ストロークロックでははおおよそ120時間を掛けて作品を作ります。
けどこれはラボの時間数というだけで、
実際の期間としては「6ヶ月半」の考える時間があります。
これを念頭に置きつつ。
あまり肩肘張らず、まずは車座になってお話します。
前回から出ていた課題は今興味のあることを一人につき三つ上げて話し合います。
興味のあることと言うのは、心が動くことという事です。
「楽しい」「気になる」「不安」「怒り」
なんでもいいですがそれを感じる事柄を上げていきます。
ジェンダーについて、介護について、未来の日本への不安だったり、寛容さについて。
今ハマっているもの、ダイエット、好きな映画、さらには宇宙にまで話は多岐に及びました。
ではここからさらに一人一つづつテーマを選んで。
次回は「介護」についてを話すことになりました。
皆の考えていることをとにかく出し合いながら、ゆっくりですが演劇作品を作り出します。
2018年4月28日土曜日
2018年4月22日日曜日
【2018/4/18】デッサン3回目
新生活に入って、皆忙しく動き回るなか、今夜も芝居の稽古です。
参加メンバーそれぞれ当たり前ですが、「生活」をしながら、参加しています。
そんな日常を切り取るようなデッサンのワークは今日で最後です。
今回も一つ簡単なワークを紹介します。
【1、2、3】
二人一組でまずは向かい合って、1から3までカウントします。二人なのでもちろんカウントがずれていきます。一瞬ややこしくなるのですが、集中してやればそんなに難しくありません。次はどんどんスピードを上げていきます。少し難しくなります。
次は2のカウントの代わりに手を叩く、3のカウントの代わりにジャンプする、など動作を加えていきます。すると、とたんに難しくなります。
感覚の体操と言ったところでしょうか?慣れると身体でついていけるようになります。
舞台上では次々にミッションがやってきます。セリフ、動作、照明の変化、音響の変化。感覚的になっていないと、何度もやっているシーンでも取りこぼすことが多々あります。
常にアンテナを張るためのトレーニングです。
そして今回の本題です。「街で見かけた人」をデッサンして演技します。
前回と同じ人を今回もやってみます。皆、色々と稽古や考えたあとが見られました。
どれも笑い声が起きる出来栄えでした。
演技を客観的に隅々まで見るのはとても難しいです。
今回は「街で見かけた人」のどこがおもしろかったか、興味があったかという一点を「豪華」(強調)して演技するというのがポイントでした。自分では豪華にしたつもりでも、お客さんには伝わらないということも多いです。
今回は柳沼からの演出も少し入りました。例えば立ちかた。オーバーに足を交差して立つという演出が出ました。やってる方としては「え?そんなに?」と思うのですが、実際に舞台に立つと観てる方はすんなり受け入れられます。
そうなって初めて「表現」になります。
お芝居をしていく上で観察する目を養うのはとても重要な事です。
これからも多用していくことになるはずです。
次回からは公演をどういう作品にするかを、少しづつ決めていきたいと思います。
参加メンバーそれぞれ当たり前ですが、「生活」をしながら、参加しています。
そんな日常を切り取るようなデッサンのワークは今日で最後です。
今回も一つ簡単なワークを紹介します。
【1、2、3】
二人一組でまずは向かい合って、1から3までカウントします。二人なのでもちろんカウントがずれていきます。一瞬ややこしくなるのですが、集中してやればそんなに難しくありません。次はどんどんスピードを上げていきます。少し難しくなります。
次は2のカウントの代わりに手を叩く、3のカウントの代わりにジャンプする、など動作を加えていきます。すると、とたんに難しくなります。
感覚の体操と言ったところでしょうか?慣れると身体でついていけるようになります。
舞台上では次々にミッションがやってきます。セリフ、動作、照明の変化、音響の変化。感覚的になっていないと、何度もやっているシーンでも取りこぼすことが多々あります。
常にアンテナを張るためのトレーニングです。
そして今回の本題です。「街で見かけた人」をデッサンして演技します。
前回と同じ人を今回もやってみます。皆、色々と稽古や考えたあとが見られました。
どれも笑い声が起きる出来栄えでした。
演技を客観的に隅々まで見るのはとても難しいです。
今回は「街で見かけた人」のどこがおもしろかったか、興味があったかという一点を「豪華」(強調)して演技するというのがポイントでした。自分では豪華にしたつもりでも、お客さんには伝わらないということも多いです。
今回は柳沼からの演出も少し入りました。例えば立ちかた。オーバーに足を交差して立つという演出が出ました。やってる方としては「え?そんなに?」と思うのですが、実際に舞台に立つと観てる方はすんなり受け入れられます。
そうなって初めて「表現」になります。
お芝居をしていく上で観察する目を養うのはとても重要な事です。
これからも多用していくことになるはずです。
次回からは公演をどういう作品にするかを、少しづつ決めていきたいと思います。
2018年4月15日日曜日
【2018/4/11】デッサン2回目
前回に引き続き駅前に集合したメンバー達。
今回も待ちゆく人を具に人間観察しました。
稽古場に帰ってきてからは発声をして。 毎回やっている「お手玉のワーク」をしました。 今回は久々に参加したメンバーもいたのでもう一度「お手玉」を復習、慣れてきたメンバーもう一度初心に帰ってもらいました
詳しくは20182/9のブログを参照です。流れを作るってお互いのエネルギーを交換するようなワークです。重要なのはアイコンタクト。「あなたに投げます」「うけとります」という意思表示をしっかりと行うことで流れを作っていきます。




そして今日、観察、デッサンした人もとに稽古して発表です。
前回に比べるとだいぶポイントが掴めてきた感じで。全員とても良くなってきました。
今回もオモシロイと思ったところを「豪華」(強調、誇張)する、そのポイントがわかりやすくなっていました。
豪華にするにもいろいろあって「ゆっくり」やる「おおきく」やる、または「ずっと」やるとか、そこだけ「すばやく」やるなどいろいろな方法があります。
それをすることで普段の自分とは別の動きや別のリズムに到達します。 そうすることでまるで別人の様に振る舞えるのです。
次回はさらに稽古を重ねて同じ人物をやってみようと思います。
今回も待ちゆく人を具に人間観察しました。
稽古場に帰ってきてからは発声をして。 毎回やっている「お手玉のワーク」をしました。 今回は久々に参加したメンバーもいたのでもう一度「お手玉」を復習、慣れてきたメンバーもう一度初心に帰ってもらいました
詳しくは20182/9のブログを参照です。流れを作るってお互いのエネルギーを交換するようなワークです。重要なのはアイコンタクト。「あなたに投げます」「うけとります」という意思表示をしっかりと行うことで流れを作っていきます。




そして今日、観察、デッサンした人もとに稽古して発表です。
前回に比べるとだいぶポイントが掴めてきた感じで。全員とても良くなってきました。
今回もオモシロイと思ったところを「豪華」(強調、誇張)する、そのポイントがわかりやすくなっていました。
豪華にするにもいろいろあって「ゆっくり」やる「おおきく」やる、または「ずっと」やるとか、そこだけ「すばやく」やるなどいろいろな方法があります。
それをすることで普段の自分とは別の動きや別のリズムに到達します。 そうすることでまるで別人の様に振る舞えるのです。
次回はさらに稽古を重ねて同じ人物をやってみようと思います。
2018年4月10日火曜日
【2018/04/02】デッサン
今日の高槻アクターズラボ、柳沼クラス(仮称、団体名もそろそろ決めねばいけませんね)
は、稽古場を飛び出して、街へ繰り出しました。
高槻市駅前で待ちゆく人を観察して、デッサンしました。
デッサンといっても、絵を書くわけではありません。特徴や仕草をよく観て、稽古場に戻ってきてから、その人を実際に模倣してお芝居するのが目的です。

開始時間に駅前集合。
約一時間ほど、自由に街を散策。




稽古場に戻って、それを稽古。
稽古のポイントはデッサンしてきた人物の気に入っているところ、大きくして演じてみることでした。
そして発表。
柳沼さんからのフィードバックが有りました。
発表してお客さん(観ていた他のメンバー)の反応が良かったものは、「どこに演じている人が面白さを見出しているかがわかった」と柳沼はいいました。イマイチだったものはは「面白み」がわからなかった。
確かにデッサン対象はその通りの感じで町にいたのかもしれませんが、舞台に上げるということは「表現」になっていないといけません。その「表現」になっているかどうかは、「面白み」が伝わるかどうかです。
稽古のときに「大きく」して演じるという指示はそのためのものでした。
前回まで台本のワークは、台本を読んで内面を作る稽古でも有りましたが、
今回はその逆、外面からお芝居を組み立てるやり方です。
次回、また同じことをやってみます。
は、稽古場を飛び出して、街へ繰り出しました。
高槻市駅前で待ちゆく人を観察して、デッサンしました。
デッサンといっても、絵を書くわけではありません。特徴や仕草をよく観て、稽古場に戻ってきてから、その人を実際に模倣してお芝居するのが目的です。

開始時間に駅前集合。
約一時間ほど、自由に街を散策。




稽古場に戻って、それを稽古。
稽古のポイントはデッサンしてきた人物の気に入っているところ、大きくして演じてみることでした。
そして発表。
柳沼さんからのフィードバックが有りました。
発表してお客さん(観ていた他のメンバー)の反応が良かったものは、「どこに演じている人が面白さを見出しているかがわかった」と柳沼はいいました。イマイチだったものはは「面白み」がわからなかった。
確かにデッサン対象はその通りの感じで町にいたのかもしれませんが、舞台に上げるということは「表現」になっていないといけません。その「表現」になっているかどうかは、「面白み」が伝わるかどうかです。
稽古のときに「大きく」して演じるという指示はそのためのものでした。
前回まで台本のワークは、台本を読んで内面を作る稽古でも有りましたが、
今回はその逆、外面からお芝居を組み立てるやり方です。
次回、また同じことをやってみます。
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