2018年5月28日月曜日

【2018/5/23】劇団名決定

今日も談ずる、高槻アクターズラボ。

※写真は先週の親睦会をかねての居酒屋での団体名会議の様子。


今まで色々と話してきた延長線上で、劇団名も決めました。
メンバー全員からかなりの数の意見が上がりました。

一時は決めるのが困難なほど議論が行き詰まりました。

ですが、柳沼は手を下しません。
集団性を育むためにも自分たちで決めることに意味があります。

全員の意見を大事にしていては前に進みませんし。堂々巡りの繰り返し。

時には声を大にして言いたいことを言わねばなりません。
他人の案を批評しなければいけません。

何度も書いていますが、作品を作るのはそういうことの積み重ねです。

「ここで重要なのは皆さんが怒らず拗ねず、放棄せず、自分の主張を他人に伝えること」

と柳沼はいいます。

一時は膠着し、悪い雰囲気にもなりました。

そして退館時間を過ぎて決まったその名は



        劇団 わん

です。よろしくおねがいします。

2018年5月19日土曜日

【2018/5/16】話すことのエクササイズ



約3週間話すことを続けてきました。

演劇の現場、特に烏丸ストロークロックの作品作りに関して、
対話する事は避けては通れません。

作品についてのこと、
演技についてのこと、

必ず話し合うタイミングがこれから出てきます。

これまでの時間は来るその時に向けて。「話す」ということのエクササイズでした。
自分の思っていることを口に出す。人の会話に耳を傾ける。また話題に乗っかる。
別の角度から物事を話す。

介護、ジェンダー、その他、ジビエ料理の事、ヒーロー戦隊物の事、藪山歩きのこと、宇宙エレベーターのこと

突拍子のない議題ですが、とにかくそこに思っていることを話すのです。



2018年5月14日月曜日

【2018/5/9】ジェンダーについて

今日ももひたすら「お話」の時間です。

今回のテーマは「ジェンダー」についてです。

前回、介護について自分自身の話などをする中でメンバー同士お互いが何を考えているかなど、しだいに分かってきました。

作品を作るにあたって、もっともっと色々話せるよう「自由」な空気が生まれていけばいいと思います。




身体の面でもアクターズラボが自由な場所になっていけば、きっといい作品に繋がるはずです。

ということでまずは感覚を駆使したワークでもありながら、身体を動かすワーク。

今回やったワークは、二人にペアになって手のひらを片手だけ上下で合わせます。
そして一人がリーダーになってその手のひらをくっつけたまま自由に動きます。もう一人は手のひらがはずれないようにそれについて動きます。

大事なのは「手」ではなく「目」を見てお互いに認識しあった状態でそれを行うこと。

感覚と身体をどっちも使います。


そして「ジェンダー」の話です。
最近良く聞きく言葉ですが、このジェンダーについての話。
あたり前のことながら多岐にわたります。

皆大なり小なり、日常で違和感を感じているのも確かな話題です。
職場で女性だから研修を受けれなかった。お茶くみが昔はふつうだった。

とか

認めなければならないという空気に違和感を感じるという話も。
そう言えばこのラボのメンバーですが一人除いて、全員女性です。

話は「個人の尊重」という真理めいた話までいきました。
がやはりこれも答えを出す回ではありません。

とにかくたくさん話すのです。

2018年5月6日日曜日

【2018/5/2】介護について


ゴールデン・ウイークのアクターズラボ。

今回は発声練習の前に姿勢についてのレクチャーが有りました。
まずは真っ直ぐ立つこと。
人間は気が抜けた時、意識してない時にはその人特有の姿勢をして立っています。
それの良い悪いは問いませんが、演技する時にその体のままだとあまり良くありません。
まずは良い姿勢で立ってみる、その状態も身体に記憶してもらう事が大事です。
その状態を分かっていれば、いつでも自分の無意識な姿勢に気づくことが出来ます。

良い姿勢は発声練習をするのにも大切です。

そして
作品について色々と話しを出し合った前回から、
もうすこし絞り込んで、今回は介護についての話し合いをすることになりました。 

皆の気になっている事の一つです。
現在進行系で介護をしている人、かつて介護していた人、これから介護する不安を抱えている人。メンバーの中にはそれぞれです。

今回のこの話し合いは何か答えを出すものではありません。色々と話し合い。
価値観を共有することが目的でもあります。

次回はまた別の話をしますが、直接その話題を作品のテーマにするわけではなく。色々なことをメンバーで話した先に生まれるものを探していきます。