2018年8月31日金曜日

【2018/8/31】公演情報!チケット予約開始しました!

本日8/31(金)よりチケット予約がスタートしました!
たくさんのご来場をメンバー一同お待ちしております!!

-----【公演情報】-----

高槻de演劇 秋のプログラム
劇研アクターズラボ+烏丸ストロークロック 劇団わん 第1回公演
『西川高校西棟三階西日直射西角教室』

可愛いとかイタイとか、会いたいとか会えへんとか、愛してるとか愛わからへんとか、勉強してへん実はしたとか、推しが同じとか違うとか、自分を出せとか出せへんとか、本当の自分がおるとかおらんとか、言いながら、笑いながら、泣きながらして、さよなら言ってべつべつに帰って、すぐまたおはようなんて言って会って、弁当食って、赤い夕日が校舎を焼いてることも知らんと、楡と木陰に弾む声を焼いてることにも気づかずに、♪ああああああ〜うちら高校三年生。いまは、西の果てでうたう。

■脚本・構成・演出:柳沼昭徳


■出演:池下香織、石田千都菜、上村けいこ、小林未怜、坂本由美、日髙知枝、竹内香織、AKKO

■日時
2018年11月10日(土)19:00・
11日(日)11:00/15:30
※開場は開演の30分前

■会場
高槻現代劇場 
305号室(〒569-0077 高槻市野見町2-33)

■アクセス
阪急京都線「高槻市駅」から徒歩5分
JR京都線「高槻駅」から徒歩12分
高槻市営バス「阪急高槻駅」から徒歩5分
京阪バス「阪急高槻」(京阪枚方発)から徒歩5分

■チケット料金(全席自由)
一般 1,800円
高槻文化友の会 1,500円
25才以下 1,000円
※チケット完売の場合、当日券は販売しません。

■チケット販売所・問い合わせ
劇団予約 WEB https://www.quartet-online.net/ticket/gekidanwan_1
高槻現代劇場 TEL 072-671-9999(10:00~17:00)
高槻現代劇場 WEB http://www.city.takatsuki.osaka.jp/bunka/theater/calender/1431.html

■劇団わん 問い合わせ先
MAIL gekidanwan@gmail.com
Twitter @gekidanwan
Facebook https://www.facebook.com/gekidanwan/

■スタッフ
演出助手:阪本麻紀 照明:澤雅展 制作:渡邉裕史 オフィスバックヤード 宣伝美術:橋本純司
[主催] 公益財団法人高槻市文化振興事業団
[企画協力] 特定非営利活動法人劇研

<柳沼昭徳プロフィール>
1976年京都市生まれ。近畿大学在学中の1999年に「烏丸ストロークロック」を旗揚げ。以来京都を拠点に各地で演劇活動を行う。社会の抱える不安とそれが及ぼす人々への影響を克明に描く手法が評価されている。近年は各地で演劇ワークショップや市民参加型の創作も多く手がけている。第60回岸田國士戯曲賞ノミネート。第23回OMS戯曲賞ノミネート。平成28年度京都市芸術新人賞受賞。

<高槻de演劇 秋のプログラム>
高槻現代劇場が行う、演劇の創造型事業。秋のプログラムでは、来年度の設立される50歳以上限定劇団の演劇体験講座、高槻現代劇場を拠点に公募で集まった市民の期間限定劇団「劇団 わん」の第1回公演と「水曜の家族」の第4回公演、50才以上限定の「WakuWaku」の第3回公演と劇団「そよ風ペダル」と「恍惚一座」の第6回公演を実施します。

【2018/8/29】エチュード③

前回に引き続き、エチュードで創作を進めました。

とにかく置かれている「場」の外側をイメージすること。
人間は外からの影響で内面や行動や仕草が変わってきます。目で見ているものが遠いのか近いのか、大きいのか小さいのかによって視線が勝手に変わったり、湿度や気温や匂いによって、呼吸や皮膚感覚が変わったりします。
メンバーでシーンの状況(時間帯や温度、風は吹いているのか、外の景色はどうなっているのかなど)を細かく話をして、共有をしてからエチュードを始めました。


前回よりもみなさんの意識が繊細になった気がします。細かいところに目が行くようになり、外の景色や他者を感じる度合いが大きくなりました。
柳沼からは「このエチュードはかなりふんわりしている。正解がない。けれど前回より何か違う感じ方をしたり、毎回毎回更新していってほしい」とのこと。
9月からは週二回の稽古になります。どんどんトライしていきましょう!

2018年8月29日水曜日

【2018/8/22】エチュード②

11月公演の作品づくりと並行して、チラシを製作中です。チラシのデザイナーさんからいただいた原案をもとに、受講生の皆さんへ宿題が発表されました。さて、どのようなチラシになるのか、乞うご期待ください!!


先週に引き続き、エチュード(即興)で作品の土台となるシーンを作りました。30分間近く、ずーーっと「場」に居続けることにトライしました。出来事が起こったり、話が展開したりはしませんが、皆さんが強くイメージを持ちながら舞台上にいるだけで、空気が変わり、圧倒されました。
柳沼からも「残念ながら皆さんがイメージしている細かなところまではお客さんには伝わらないですが、でも圧倒的にイメージして舞台に立っている人は魅力的だし、まずそこでお客さんを惹きつけたいです」とのこと。
次回もエチュードの再々チャレンジとなります。作品の根幹となる部分を創っているので、時間はかかると思いますが、自分を放り込んで、試行錯誤を繰り返していきましょう!


2018年8月21日火曜日

【2018/8/15】エチュード①

作品の種となるシーンをエチュード(即興)で創作しています。

まずはシーンの舞台になる背景のイメージを話しながら共有しました。
ホワイトボードを使って図で描きながら土台になる場所をつくっていきます。
実はこの時間がとても重要です。
この基礎となるイメージがお互いに違っていると、即興で演じるときに齟齬が起こってきます。できる限り細かい部分までイメージの共有が出来ていると、描かれた「場」に説得力が出てきます。


以下、本日の稽古で柳沼からお伝えした内容です。

・何かしようとすると途端に面白くなくなってしまう。
・みんながこの状況に居続けていく中で生まれてくるものを受けていくと良い。
・お芝居を進めようとしなくて良い。
・論理的ではないことが起こっているので、頭で考えない。
・この世界に没入してほしい。

これからエチュードでどんどん創作していきますが、
次回は、まず焦らずに、描こうとしている世界の中で居続けることをトライしていきましょう!

2018年8月12日日曜日

【2018/8/8】作品創作スタート

本格的に11月公演の作品についての創作が始まりました。
作品の内容にについては詳しくはこのブログではお伝えできないのですが、どういう段階を経て作品が創られていくのかを掲載していきたいと思います。

毎回稽古場でお借りしている部屋の前に看板を置いてくださっているのですが「高槻アクターズラボ」から「劇団わん」に変わっていました!高槻現代劇場さん、ありがとうございます!



今日は作品の構造の話をしました。
日本の芸能に通じる「序破急」をもとに作品を構成しようということになりました。
「起承転結」は論理的に「何が言いたいのか?」を結論づけるために使われますが、
状況の変化をあらわしていく「序破急」の構造をもとに作品をつくると面白いものが出来るだろうという考えからです。

エチュードによって立ち上げていく部分・台本で構成やセリフが創られていく部分、この二つの創作方法によって進めていきます。

最後にみんなで一つの曲を聴きました。普段なかなかじっくり耳を傾けて一曲に集中して聴くことはないと思うのですが、今回の作品の空気感を皆さんと共有できてとても豊かな時間でした。「共有」することをどんどん増やしていくことが、より強度のある作品になっていきます。





2018年8月2日木曜日

【2018/8/1】制作レクチャー

本日は今回の公演の制作を担当いただく渡邉裕史さんに「制作レクチャー」と題して、公演までに必要な制作の役割や仕事についてお話していただきました。

まず最初に「制作って何する人?」という問いからスタート。
それぞれイメージする制作のお仕事について自由に話していきました。票券管理・いろいろ手配する人・いろいろ段取りする人・練習場所を確保する人・広報・チラシやポスターを作る人・予算の管理・宴会の手配をする人、、様々な意見が出ました。


その後に「劇団わんの公演の目的」について話し合いました。
今までの講座では創作するワークが中心だったので、どんな公演にしたいかをお互いに話すのは初めてでした。個々のスキルUPなどの意見もありましたが、いい作品を創りたい、たくさんのお客さんに来てほしい、お客さんに観終わった後に深いため息(いい意味で)をついてほしいなどの話が出ました。

渡邉さんからも「お客さんがいてこそ公演が成り立つ」というお話があり、広報や集客についても話し合いました。普段、自分たちはどういう経路で公演の情報を得ているのかをとっかかりに、自分たちで出来る広報の手段を探しました。
今回の制作レクチャーで、それぞれが公演に向けて何ができるかを考えるきっかけになったと思います。さあ、具体的に動いていきましょう!!