2018年10月25日木曜日

【2018/10/24】作品稽古7

今日は参加メンバーが少なく、会話のシーンの稽古が難しい状況になりました。
なかなか代役になってしまうと、本人とは感じが違うので戸惑ってしまい、そうなると、思うように台詞を発することが出来なくなったり、、。
まだがっちりとシーンの方向性が固まっていない状況なので、
代役の人に入ってもらった時に「なるほど!そういう受け取り方もあり!」「ああ、そうやってみると面白いのかも!」「これはやりにくいなあ」など、いろんな発見をすることが出来て、逆にシーンの可能性が広がることになるのではと思います。


昼と夜の寒暖差が激しく、体調不良の方が増えてきました。
本番が近づいてきたら毎晩タオルを巻いて寝たり、葛根湯とはちみつの飴を摂取して風邪と戦っています。ぜひ試してみてください!

【2018/10/22】作品稽古6

会話のシーンを重点的に稽古しました。
流れが把握できて、いざ舞台に立ってみると「んん?」と違和感が出てきました。
「誰に向かって話しているのか?」「誰の行動に反応しているのか?」などなど。
ここが明確になっていないとただ台詞を言っているだけになってしまいます。
そして台詞を発していないときも常に何かに(人の会話や景色や気になることなど)反応しています。
よくわからなくなった時は普段の日常を思い出します。シーンの設定に近い状況を思い出して、「自分だったらどうしているかな?」「そんな反応するかな?」と照らし合せて、違和感をなくしていきましょう。

稽古が終わってからも打ち合わせが長引いて帰りが遅くなってきました(笑)


2018年10月23日火曜日

【2018/10/17】作品稽古5

新しいシーンが追加されました。会話が中心のシーンです。
普段、日常で何気なくやり取りしている会話が、「文字」になると途端にぎこちなくなってしまいます。少し大袈裟になってしまいます。
だからと言って、日常的にし過ぎると「声が聞こえない」「やり取りが小さすぎてお客さんまで届かない」などのようなことが起きてしまいます。この絶妙な加減を俳優と演出は調整しています。俳優自身はなかなか外からどう見えているかわからないので演出が外側から判断して擦り合わせていきます。とても大事なことです。本番の会場によっては声の響きかたやお芝居の見え方が全く違うので、会場ごとに細やかな調整をします。
もう一つ大事なことがあります。台詞を話していないときの舞台上での佇まいです。
どうしても会話に集中しがちですが、日常では会話をしながら違う作業をしていたり、その場にいる全員が会話に注目していない時も多々あります。台詞を話していないときの振る舞いが非常に重要です。その人物がどんな人間性を持っているか、振る舞いからお客さんはいろいろと想像します。
まずは大まかな流れを整理して、台詞を入れましょう。台詞から解放されたら、自分がどのようにその場にいるのかを考えていきましょう。



2018年10月17日水曜日

【2018/10/13】本番の会場で稽古しました!

本番の会場にて稽古をしました!
舞台美術の配置や立ち位置を一つずつ確認。
柳沼自身も演出プランがより明確になったようです。


会場はいつもの稽古場と違って、とてもよく声が響いて気持ちがいいです。
ただ反響する反面、言葉が聞き取りにくいので、
よりはっきりと大きく発語する必要があることがわかりました。
大きな声で発語するだけになると「頑張って喋っているなあ」とお客さんに見られてしまい、お芝居の空気感も損なわれてしまいます。
ここが難しいポイントですが、はっきりと発語して、お客さんに届ける意識を持つだけで十分伝わり方が変わります。

稽古場よりも会場は高さも広さも大きくなるので、
お芝居で表現するエネルギーもぐっと上げないといけなくなってくると思います。
これから意識して稽古をしていきましょう!

2018年10月11日木曜日

【2018/10/10】チラシ出来ました!

チラシが完成しました!
このチラシのオモテ面の曼荼羅のデザインは、
なんと、メンバーの手書きによるものなのです!!
チラシをお手にとられたらぜひ目を凝らしてよく見てください。
ものすごく細かくて繊細なデザインなんです!

本日から配布します。
高槻現代劇場近くのお店などにも置かせていただく予定です。



本番までちょうどあと一ヶ月!
チケットご予約も承っております。
メンバー一同ご来場お待ちしております。


★★公演情報★★

高槻de演劇 秋のプログラム
劇研アクターズラボ+烏丸ストロークロック 劇団わん 第1回公演
『西川高校西棟三階西日直射西角教室』

■脚本・構成・演出:柳沼昭徳
■出演:池下香織、石田千都菜、上村けいこ、小林未怜、坂本由美、日髙知枝、竹内香織、AKKO

■日時
2018年11月10日(土)19:00・
11日(日)11:00/15:30
※開場は開演の30分前

■会場
高槻現代劇場 
305号室(〒569-0077 高槻市野見町2-33)

■アクセス
阪急京都線「高槻市駅」から徒歩5分
JR京都線「高槻駅」から徒歩12分
高槻市営バス「阪急高槻駅」から徒歩5分
京阪バス「阪急高槻」(京阪枚方発)から徒歩5分

■チケット料金(全席自由)
一般 1,800円
高槻文化友の会 1,500円
25才以下 1,000円
※チケット完売の場合、当日券は販売しません。

■チケット販売所・問い合わせ
劇団予約 WEB https://www.quartet-online.net/ticket/gekidanwan_1
高槻現代劇場 TEL 072-671-9999(10:00~17:00)
高槻現代劇場 WEB http://www.city.takatsuki.osaka.jp/bunka/theater/calender/1431.html

■劇団わん 問い合わせ先
MAIL gekidanwan@gmail.com
Twitter @gekidanwan
Facebook https://www.facebook.com/gekidanwan/

【2018/10/8】作品稽古4

シーンを何度も繰り返して稽古しています。

セリフがあり、流れも台本に書かれているのですが、
今までずっとやってきたエチュード(即興)での稽古が力を発揮する場面が出てきました。
夏の稽古期間中、エチュードでひたすら作品の土台となる「場」を創作してきました。
そこで培われてきたものが、みなさんの身体の中に自然と入っていて、シーンの中に存在しています。

セリフがあるシーンでも同様です。
・有機的に相手を受け続ける
・表層的につくりこまない
・いろんなことを感じながら「そこにいる」ことをし続ける


日常生活では当たり前にできていることがなかなか「演劇」となると難しい。
自意識が邪魔をしてしまいます。
セリフが邪魔をしてしまいます。

本番になるとさらにお客さんが入って緊張感が生まれてきますので、
どうしたら力まずにフラットに他人と向き合って居続けることが出来るのか、、。
その感覚を自分なりに稽古の中で掴んでいきましょう!

2018年10月8日月曜日

【2018/10/3】作品稽古3

ポリフォニック(多層的・重層的)に読むことに少しずつ慣れてきました。
新たな課題として「誰に向かって語っているのか?」「動機は何なのか?」ということが出てきました。
各自で捉え直して、再度読んでみました。すると、シーンの中に膨らみと豊かな関係性が見えてきました。舞台上にいる人物たちの関係性がはっきりしてくると、日常ではない非日常の世界が立ち上がってきます。


本番まであと一ヶ月少しになり、
本番前の劇場に入ってからのスケジュールや、
衣装や小道具についても詳細を確認しながら進めました。

これからは時間との戦いです。
みなさんそれぞれお仕事や生活と両立しながらになるので大変かと思いますが、
うまく自分で稽古をする時間をつくって、
とにかく一回一回の稽古を大切にしながらやっていきましょう!





【2018/10/1】作品稽古2

さあ10月になりました!
新しいテキストがどんどん追加されています。

前回から引き続き、「ポリフォニック」(多層的・重層的)になるようにテキストを読むことを試しています。
まるで一人の人物が語っているかのように、パートに分けつつも繋がりを持って発する稽古はなかなかハードルが高いです。自分のペースでセリフを発するのではなく、お互いの「呼吸」や「間」を意識しながら全体として成立させる必要があります。
いい感じの時は、全員が同じ意識や方向性を持って流れるようにセリフを発しているのがわかります。その時は観ている側も心地良いです。自然なリズムが生まれています。