2018年9月18日火曜日

【2018/9/17】身体を意識するワーク

今回は身体を意識するワークを行いました。
コーポリアルマイムという、フランスのエチエンヌ・ドゥクルーにより確立されたマイム(言葉を使わない演劇)メソッドの一つを試してみました。マリオネット(木の人形)のように身体を「頭」「首」「胸」「腹」「骨盤」「体重移動」に分け、メソッドに則った方向や角度に各パーツごとに動かしていくことで、彫刻のような立体を作り出していきます。


「椅子に座る」という動きを分解してみました。
何度も何度も自分で試しながら、動きを細分化していきます。
すると、自ずと手の先まで神経が行き渡るようになりました。

2チームに分けて、お互いの動きを見合いっこしました。
ワークをする前の何も意識しないで椅子に座るのと、ワーク後に分解して意識化した上で椅子に座るのとでは明らかに違いが見えました。
意味のない動きがなく、美しい身体がありました。

周りの景色や環境が変わると身体が変わる。
身体が変わると人間の感情が変わる。
常に人間は何かに影響されています。
お芝居をする時も同じです。
相手役や周りのことにただただ反応し続けることが、生き生きとした舞台をつくる上で必要になってきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿