2018年3月15日木曜日

【2018/3/7】台本を読む2回目


前回から台本を読み始めました。
「作品は豊かでないといけない」と柳沼は言います。

ではその豊かさは何かというと大本にかかれている以外のことです。
今回の本「アーカイブ定吉1950」はそういうことの積み重ねの末に生まれた本です。

この本の舞台は戦後です。戦争の話がたくさん出てきます。
例えば戦争で使われた爆弾の実物大の模型を見たり、舞台となったバス住宅の模型を見たり、その実際の間取りを実寸で出してみたり。ここで味わった「でかい」「ちいさい」「こわい」「人とぶつかる」「生活しづらい」といった事、これは実際の文字で知った知識以上の「体感した知識」になります。
そういうことを沢山増やしていくことで、作品は豊かになっていきます。

今回の作品作りにあたってそういう事を極小さなことでもいいのでたくさん増やす事が大事です。

今回は作品を読んでそれについて話し合いましたが、今回はあまり出てきませんでした。
次回からは実際に台本を立ち上げます。セリフ覚えが始まります。そうするともっと深く台本を読むことに成るでしょう。

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