2018年3月15日木曜日

【2018/2/19】「千日の瑠璃」を読む 3回目


■お手玉ワーク
今回は「流れをつくる」ことを意識してワークに取り組みました。
お手玉を投げるときに相手にわかりやすいようにアクションとリア クションを取ることは少しずつ出来てきましたので、今回からは個 々ではなく全体の流れを意識することに注力しました。 具体的には、自分の名前が呼ばれた後、お手玉が自分の手元に届く 前に次の相手の名前を呼んでいくということになります。なので「 次は誰にしようかな」「あの人はまだあまり呼ばれていないな」「 さっきと同じ人に投げてしまうな」などと、考え悩んでいる暇はあ りません。常に誰が空いているのかを、視野を広げて捉えておいて 、即時に反応して空いている人の名前を呼びます。これがなかなか 最初は難しいです。ですが、数回重ねると感覚を掴むことができま す。これは実際のお芝居でも同じで、 誰かの思考や雑念が混じると、お芝居全体の流れがストップしてし まいます。このワークで「流れ」を掴む稽古をしていきましょう。

■『千日の瑠璃』を読む 3回目
一人ずつ好きなページの文章を読みました。前回よりもグッと作品 で描かれている世界のイメージが伝わってきました。読んだ後にそ れぞれが感じたことや好きなところを話しました。「この作品は人 間じゃないモノが語るからこそ、人間を外から観察して、 人の営みや行為を描いている。」「『闇』という作品では、 生や命を感じた。存在と存在と結びつきを感じた。」「感情や心の ような不確かな表現は出てこない。どこまでも行為や行動を描いて いる。」など、いろいろな感じ方や意見が出てきて面白かったです 。次回のレッスンからは、台本を用いて、台詞に描かれている「言 葉」を読んでいきます。





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